魔の2歳児

こんにちは

今回は、先日友人より2歳になる子どもが『魔の2歳』になっていて、寝かしつけにも今まで10分以内であったのに対して、今では裕に1時間はかかってしまう

いろいろ主張も出てきて、周りの協力のなさや自分の要領の悪さにもイライラしてしまう

と相談を受けました

実は私は2児のママで今5歳と3歳に子どもがいます

今回はこの『魔の2歳』と呼ばれる時期について実際に私が経験したことを書いていこうと思います

イライラしているときこそ、周りも同じようなことがあるんだなと分かることで少しは気持ちにゆとりが出るものです

今魔の2歳児に悩まされているママやパパの力になれたらと思います

〇魔の2歳児とは

子どもに対して『魔』と呼ぶこと自体今となってはふさわしくなかったのかな・・・

と思いますが、まだ経験していない方は少し分かりにくいかもしれませんが

本当に『魔』とつけたくなるほど、いろんなことが一筋縄ではいかなくなります

本来であれば数分で出来ることが数十分かかってしまったり・・・

これくらいであればまだ時間があれば待てるという方も多いと思いますが

この方法でないと嫌だ!など、子ども自身に『自我』が芽生えてくるのが

この『魔の2歳児』になります

つまり、子どもの自我が芽生えてくるからこそ、親の思う通りにはいかないことが増えてきてしまうのです

でも、この自我の形成が出てくることは親にとっては大変なことも増えますが、子供の成長にとっては、無くてはならないものというほど大切な成長過程なのです

思春期に『クソババア』と言われたら子育て成功したと考えてもいいですよと言われるのと同じで、2~3歳あたりで自我が強くなってイヤイヤと言える我が子は精神的にもとても成長できているあかしなので、まずはママやパパの愛情のかけ方や育て方は成功だと思っていいと思います

〇実際に体験した魔の2歳児の行動

エピソード1

私が2人目妊娠中に1人目が魔の2歳児になりました

スーパーへ買い物に行っても

『この通路を通らないとイヤ!』と座り込んで何分待っても動きません

そのうち、私が待てなくなり子どもを抱っこしてレジへ行くのですが

その時も『いやだ~いやだよ~』と大きな声で騒ぎます

周りのおばあちゃんたちが『ママが大変よ。協力してあげて』と子どもに声をかけてくれて、やっと知らない人からの声掛けにビックリした子どもは静かになりました

エピソード2

私と散歩をしているときに

『もうそろそろ帰ろうか。』と声をかけると

『いやだ!帰りたくないもん』とひたすら駄々こねが始まり

最終的には大泣きされてしまって、精神的にどっと疲れてしまったこともあります

エピソード3

ダメよ!危ないよ!と注意すると

いつもより大げさに泣いたり、動かなくなって寝そべってしまうこともありました

〇魔の2歳児を体験してみて思ったこと

魔の2歳児は決して無茶なことを言っているわけではないんです

冷静に1つずつ聞いていると、時間をかけたり、親の方が柔軟に対応してあげることが出来たら問題解決につながることが多いのです

でも、恐らくこの魔の2歳児にイライラしてしまうのは

『自分にも予定があるから』

『日ごろの育児に疲れを貯めこんでしまっているから』

『子どものすることを面白い・成長したなという目線で見れなくなっている心の余裕のなさ』

から、魔の2歳児と感じることが多くなります

私自身もそうでした

自分に後に予定があるために少しは待っても、ずっと待つことが出来ずイライラしてしまいました

友人も場合もそうです

仕事をしているので少しでも早く寝てほしいし、何かをするときもイヤ!と言われずにスムーズに取り組みたいという気持ちから我が子に対してイライラしてしまうのです

〇魔の2歳児対策

対策としては心にゆとりをもてるようにしましょう

どうしても特に母と子は密接にかかわっている時間が多くなっていると思います

そして、子どもが自我を伝えてきた時に、そのまま返答するのではなく

『なんでそうしたいの?』

と聞いてみてください

子どもも自分に自我が芽生え始めたことで思い通りにいかないイラつきを親にぶつけてきています

そこで、『なぜそのように発言しているのか?』を考えさせることが大切です

しかし、この考えさせるという行動も子どもが聞く耳を持ってくれて初めて成立します

もし、聞く耳を持ってくれないときは少し面白い方法にはなりますが

『こだわっている姿を動画や写真に撮ってみてあげてください』

大人でも起こってイライラしているときにカメラを向けられると「はっ」と冷静になりますよね

それと同じで子どももなんでこんなにイライラしていたのかな?

と思うこともあります

そして、写真も質問でも応答できないくらいイライラしてしまった時は

とりあえず何も言わずに抱きしめてあげてください

子どもは何もないときに7秒間抱きしめられることで親からの愛情を確認できるといいます

なので、自分も子どももイライラに収集が付けられないときはギューッと抱きしめてあげてください

そうすると子どもの温かさなどを肌でも感じて自分に一呼吸できる時間が持てるので、とにかく抱きしめてあげる!

これはとても大切なことです

そしてイライラしていて最近自分に余裕がないなと感じた時こそ

ママやパパにとってSOSのサインを感じているので

なにか気分がまぎれるようなことにチャレンジしてみるのもいいでしょう

ちなみに私がイライラした原因は他にもあって

育休手当がもらえなくなった間、やはり金銭面でも気持ちに余裕がなくなったというのが事実です

そこで、お金のことでイライラしたくないと思取り組んだことがあります

もし、同じように金銭面でイライラしてしまっているな・金銭面が満たされたら心に余裕も持てるのになと思っている方に

ここちらの記事を参考にしてみてください

いかがでしたか?

妊娠中とても心待ちにしていて、生まれてからも本当に可愛くて仕方なったのに、子どもの自我が出てきた時に思い通りにいかないことにイライラしてしまうということはよくあると思います

でも、その過程がなければ成長に何らかの問題があるのかもしれません

大なり小なり何かしら子どもとのやり取りで困難に感じることはあるでしょう

ですが、それも成長の糧と考えれば、少し早めの行動をして待ってあげられる態勢を整えておけば、ママもパパも親としても成長できると思います